資料を電子化する
Digitalize
資料の電子化とは?
たくさんの貴重な紙資料は老朽化を伴います。老朽化した資料は保護優先となり利用ができません。
映像や音声を収めたフィルム資料や磁気テープ資料は再生機器がないと再生できませんが、再生機器は時代とともに変化し、古い資料の再生も難しくなりつつあります。そもそもフイルムや磁気テープも劣化します。
利用できない資料は文化資産になりません。誰もがいつでも利用できるように保存された資料こそが資産となります。
電子化のメリット
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永続的な保存
有形・無形の文化資源を電子化して記録保存を行うことです。
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利便性の向上
文化資源等の公開やネットワーク等を通じた利用も容易となります。
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破損・劣化防止
非接触で資料へのアクセスが出来るため、将来的にも資料の損傷を最小限にすることが可能になります。
- ◎ 大量に保管されている資料がコンパクトに!
- ◎ 検索性が向上して必要な資料が探しやすく!
- ◎ 老朽化で公開できない資料も公開可能に!
なぜ今、
電子化が必要なのか?
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貴重な資料の破損・劣化する前のバックアップ
資料を精緻にデジタル化することにより、オリジナル資料へのアクセスの必要性を減らすことが出来るため、将来的にもオリジナル資料の傷みを最小限にすることが可能になります。
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あらゆる資料の整理ができ、省スペース化が可能
膨大な資料は大きなスペースを必要とします。
それらをデジタル化することで保存スペースの大幅削減が可能となります。 -
削減のリスクの軽減
多くの資産は適切に管理されていても自然災害などにより失われてしまうことや破損することは起こりえます。失われた大切な資産は元に戻すことができません。デジタルアーカイブは『失われる可能性の最小限のリスク対策』となります。
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インターネットを用いれば、
いつでも、どこでも閲覧が可能インターネットを通じてどこからでも貴重資料へのアクセスができるようになり、同時に多くの利用者に資料を提供できるようになります。
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目次機能で検索・整理整頓も自由自在
データベース化により、様々な角度から資料の検索が行えます。それにより、資料を新たな切り口から見ることが可能となります。
どんなものが
電子化できるの?
紙資料全般、ネガのない古い写真やマイクロフィルム、8mmフィルム、16mmフィルム、VHS(VHS-C)、
ベータマックス、DVテープ、8mmビデオ、カセットテープ、絵画、美術品・骨董品の画像データ化…
あらゆるものが電子化できます。
こだわりの業務内容
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最高品質のスキャンデータを作成するために
機械任せにはいたしません書籍は同じ状態のものは2つとありません。中綴じや平綴じなど製本状態も違います。よって、書籍の状態を判断し指先で微妙に調整してスキャンする必要があります。最高のクオリティーでスキャンするためには熟練された人の手が何よりも必要です。
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お客様からお預かりする大事な書籍に細心の注意を払います
かなり古い書籍などは書籍の取り扱いには細心の注意が必要です。だからこそ、それぞれの書籍の状態を都度見極めつつ、手作業で慎重に作業する必要があります。
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資料にかかる不可を最小限に
スキャニングにはオーバーヘッドタイプのスキャナーを使用しているため書籍に過度な負担をかけることがございません。
よって、現状の書籍の状態をできるだけ保持したままスキャニングすることが可能です。貴重な文化的資料だからこそ細心の取り扱いが必要になります。 -
高品質の商品をスピーディーに、
そして安価でご提供使用するスキャナーはスピードが早くしかも品質が高い、非破壊専用のドイツ製ブックスキャナーを採用しております。
弊社ではスキャンスピードをあげることで、より低価格でより短い期間で納品できることを実現しています。 -
その他にも、こだわりの内容が盛りだくさん
ディスプレイ、スキャナーともにカラーマネジメントをおこなっております。作業場の蛍光灯は色比較・検査用ランプ「D65蛍光灯」を採用しています。